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A.作り方・形・使い方などによっていくつかの分け方があります。
炭の作り方による種類分けでは、備長炭に代表される『白炭』BBQや暖房等に使われる『黒炭』に分けられます。
形による分け方では、『切炭』・オガライトを炭化した『オガ炭』・粉状の『粉炭』などがあります。
用途別では、『燃料用』・『土壌改良用』・『調湿用木炭』などがあります。
A.白炭と黒炭の大きな違いは消化方法にあります。
白炭は炭窯から火のついた状態で引き出し、消し粉と呼ばれる灰をかぶせて消化します。
この灰がついて白く見えることから白炭と呼ばれます。
白炭の特徴は、皮がついていない・たたくと金属音がする・炭の切断面に光沢がある
火付が悪いが火持ちがよいなどがあります。
黒炭は窯口と排煙口を塞いで密閉し空気の流入を遮断して消化します。
黒炭の特徴は、皮がついている・たたくと鈍い音がする・表面が黒く崩れやすい・
火付はよいが火持ちが短いなどがあります。
A.爆跳(ばくちょう)と呼ばれる現象で、原因は炭が湿っている・炭をいきなり火にくべるなどが
考えられます。 一番多いのが火にいきなりくべるケースです。
木炭の細かな孔に残っている水分が急に熱せられる事により膨張して炭が破裂することでおこります。
これを防ぐには、次にくべる木炭を火のそばに置いて暖めてから 継ぎ足してください。
A.湿度の少ないところに保管すれば、いつでも変わらず使うことが出来ます。
木炭はニオイを吸着する性質がありますので、燃料用以外でご使用になる場合には、長期保存はお避け下さい。
使い切れなかった木炭は、布や紙に包んで冷蔵庫の消臭や下駄箱の調湿にお使い下さい。
調湿などの用途でご使用の木炭を燃料用として使われますと、爆跳の危険がございますので、お控え下さい。
A.木炭はそれぞれの特徴があり、火付のよい木炭は軟らかく、火持ちが短くなりますし、
着火の遅い木炭は硬く、火持ちが長くなります。 木炭それぞれの「個性」としてお考え下さい。
残念ながら原料が自然の樹木をそのまま炭化していますので、工業製品と違い品質を均一にする事が出来ません。
そのため絶対に爆ぜない木炭はございません。
木炭を湿らせず、急激な温度上昇を避けることで、多少爆ぜることを防ぐことが出来ます。
A.炭は煙・炎を出さない燃料で、赤外線による輻射熱で食品を焼き上げるためです。
またガス調理と異なり燃焼ガスに水分を含まない為、外側がパリッと焼き上がり
食品のうまみを逃さず、短時間で中まで火が通るので美味しく仕上がります。